フラダンサーであれば誰もが知っているであろうハワイでのフラのBIGイベント、メリーモナークフェスティバル!一体いつから始まったのでしょうか?今回はメリーモナークフェスティバルの成り立ちのお話です。
メリーモナーク・フェスティバルとは?
メリーモナークは、ハワイ島ヒロで行われる1週間に渡るフラの祭典です。
この祭典の最中には、競技会、コンペティションも行われます。コンペティションは、いつも木曜から土曜日の3日間で行われます。夕方6時に始まり、終わりは大抵深夜になります。なんと連日6時間以上も行われるのです。
始まったのはいつ?
第1回メリーモナーク・フェスティバルが開催されたのは、1964年です。
しかし、今のようにコンペティションという競技形式となったのは、1971年からのことです。
メリーモナークができた理由
そもそもフラは競い合うものではありません。神に捧げるためのものでした。これについてはカ-ネの記事で触れているので、コチラをチェック!
それでもコンペティションを開催したのは、ハワイ復興のためでした。
1960年にハワイ島に大きな津波が襲いました。ヒロの町は大きな打撃をうけ、何とか町を復興させそうと始まったのが、1964年の第1回目のメリーモナークです。
しかし、観光客を誘致しようとしたものの、上手くいきませんでした。苦肉の策として始められたのが、競技会という形式のコンペティションです。
メリーモナークの遍歴
- 1964年 第1回メリーモナーク・フェスティバル開催
- 1971年 競技形式のメリーモナークが始まる
- 1976年 カ-ネ部門が設けられる
- 1979年 ハワイ全土でテレビ中継開始
コンペティション3日間のプログラム
第一夜:ミス・アロハ・フラ部門 18歳~25歳の未婚女性によるソロ競技
第二夜:グループ競技 カヒコ部門
第三夜:グループ競技 アウアナ部門
意外なお話 昔のメリーモナーク
メリーモナークが、今のようにコンペティションとしての形式のをとったのは1971年でした。当時はたったの9つのハーラウのエントリーのみでした。そしてその中でカヒコを踊れたハーラウは、3つのハ-ラウのみでした。
今ではどのハーラウもカヒコを踊ります。当時カラ-カウア王のお陰でフラを復活を果たしたものの、カヒコを教えらる人が少なくなっていました。このメリーモナークのお陰で、カヒコが復活したと言えます。
カラ-カウア王とフラの復活については、コチラをチェック!
あとがき
今年のメリーモナーク、無事に開催できるといいな~(*^-^*) 現時点では、6月の最終週に開催予定とのことです。
日本でもインターネットで観ることもできます。もしインターネット環境がなければ、DVDも販売されているので、興味があったら是非メリーモナークの雰囲気を感じてみてください!!
雑誌では、HULA Le’a(フラレア)が特集するはずなので、開催された際にはぜひ買いたい雑誌です!
HULA Lea (フラレア) 2021年 05月号 [雑誌] 価格:1,579円 |
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