以前の記事で、在宅翻訳者になる為の最初のステップをご案内しました。
いよいよ翻訳会社に、応募しようと書類を用意する方のための記事です。
日本でも正社員、アルバイト、派遣、どんな形態のお仕事でも履歴書を書きます。
とくに日本では、コンビニでも売っている定型の履歴書が主流ですが、これは日本特有のものであることを覚えておきましょう。そして、翻訳会社が日本の会社だとしても、コンビニで売っている履歴書を送るのはNGです。
応募書類の中でも、履歴書にあたるCVについて、どんなことがNGなのか見ていきましょう。
CVとは?
翻訳会社に提出する履歴書です。しかし、コンビニ等で売っている履歴書を送ってはNGです。
CVの準備の前に
・ビジネスメールをかけるようにする
当たり前のようですが、LINEのようにチャット形式のコミュニケーションツールに慣れていて、あまりビジネスメールを書いたことが無い方は、特に注意が必要です!
在宅翻訳者を希望するのであれば、基本的に仕事の受注はメールでのやりとりです。言葉遣いはもちろん、伝える内容が明確なメールにする必要があります。
「相手の時間をとってメールを見てもらう」この意識を持ちましょう。伝えたいことが分からない長文は特にNGです。
チャットではないので、できる限りメールの往復することなく、1回のメールで伝えるべきことが完結するようにしましょう。
海外の翻訳会社に応募するのであれば、英文メールです。完璧な英文である必要はないと思いますが、最低限の英文定型を知っておくとコミュニケーションがスムーズです。
CVの内容
- 職務経歴
- 保有資格
- 翻訳学習
- 翻訳実績
など、を書きます。
書く内容を整理しましょう。ここでも「相手の時間をとって見てもらう」の意識は大切です。
あまりに長い文にするのはNGです。文章は長ければ長いほど良い、と思っている方も多いですが、あまりに長い文は、伝えたいことが伝わらない恐れの方が高いです。
私も活用したイカロス出版のパーフェクトガイドに沿ってまず書きましょう。私も翻訳会社の方に教えてもらって買った書籍です。
翻訳会社側がお勧めし、気をつける点をまとめられた書籍です。翻訳者を目指す方は、必ず読んでおいた方がいいです。
CVの長さ
A4用紙に2枚まで
6枚に渡るCVを添削して欲しいとお願いされたことがありますが、これはNGです。なぜなら、「相手の時間をとって見てもらう」の意識が欠けています。
まとめ
翻訳の仕事は、細かい間違いがないかを添削する仕事でもあります。間違いだらけのメールやCVでは、次のステップのトライアルにまでたどり着きません。
最低限のビジネスマナーを今一度確認して、マナーを持って応募しましょう!
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