臨機応変を表す英語は、複数あるのですが、その中でもその語源が面白いなと、私が個人的に思ったものをご紹介します。
‘Play it by ear’
語源 演奏家が楽譜を見ずに耳でよく聞きながら演奏することが由来
- ●Today is your big presentation. Have you prepared enough?
- ▲Yeah, but I guess I’ll have to play it by ear.
- ●今日は大きなプレゼンテーションがあるね。用意は十分した?
- ▲まあね、でも臨機応変にもしないとね。
‘Wing it’
語源 このWingは羽根のwingではなく、演劇で使われる役者が出番を持っている間にいる舞台袖(wing)を指します。
このWing(舞台袖)で、出番を待っている間にセリフを覚え、練習無しに舞台で即興で演じたことが由来
- ●Today is your big presentation. Have you prepared enough?
- ■No, I didn’t have time to prepare. I’ll be winging it.
- ●今日は大きなプレゼンテーションがあるね。用意は十分した?
- ■いや、準備する時間がなかった。ぶっつけ本番でやるよ。
あとがき
‘Play it by ear’も’Wing it’も芸術の世界からの言葉です。芸術が生活に根付いたいることを感じさせる表現ですね(*^-^*)
まだ20代だった時に、一人でウィーンにオペラ等音楽を聴きに1週間ほど滞在したことがありました。もちろん貧乏旅行でしたが(笑)当時でもオペラや音楽を聴きに行くのが、とても気軽に行ける値段だったことを記憶しています。しかも、かなりしっかりとした会場です。世界遺産の建物内で行われるコンサートだったりしました。さすが、芸術の都と感激していました。
自由に旅行ができるようになったら、日本はもちろん、海外の芸術にも沢山触れたいですね。
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