島の花・アイランドカラー
フラの衣装やレイは、その踊る曲によって選ぶものです。
これについては、以前の記事もご参照ください。
その際に、島の花やアイランドカラーを考慮されることは必須です。
フラダンサーなら知っておきたい、8つの島のそれぞれの島の花とアイランドカラーをご紹介します。
オアフ島 :
イリマ 黄色
イリマのレイは、「王族のレイ」とも呼ばれており、上級階級の間で伝統的な贈り物として親しまれたと言われています。
私はまだ見たことないのですが、現地ハワイのレイショップでは、奧の方のガラスケースに入って売られているそうです。他のレイと比べると高価と言われています。
写真は、造花のイリマレイ。ぜひ現地で本物を見てきて下い!
カウアイ島 :
モキハナ 紫
モキハナは、ミカン科の植物で、小さな実がモキハナです。
最初は緑色ですが、完熟すると紫色に変わります。写真は造花ですが、モキハナの実と葉はレイによく使われ、極めて香りが強い植物です。
ニイハウ島 :
プープー 白
プープーとは、貝の総称です。プープーの名前で、よくハワイアンソングで使われます。
ニイハウ島の場合は、ニイハウ・シェルを指します。写真の貝は本物です。
このニイハウ・シェルのレイ、見栄えがしてとてもいいのですが、天然のものなので非常にデリケートです。丁寧に扱ってあげないと、すぐに割れてしまうのでご注意を。
マウイ島 :
ロケラニ ピンク
ロケがバラ、ラニが天国という意味で、「天国のバラ」という意味。
小さな八重咲のバラです。元はロケラニと言えば、ピンク色のバラだったのですが、今では希少となり入手も難しいです。好まれてマウイ島の家々に植えられていたことから、マウイ島の花となったと言われます。
モロカイ島 :
ククイ 緑
ククイの実は恐らくお土産品としても定番なので、見たことがある方が多いと思います。ククイはハワイ州の木でもあります。
ククイの実、ククイナッツからはオイルも取れ、古くから赤ちゃんの皮膚を日差しから守るために使用されてきたそうです。
カホオラヴェ島 :
ヒナヒナ グレー
銀灰色の葉に、白い花のヒナヒナ。光の加減で、その葉がブルーグレーにもシルバーにも見えるとか。海岸の砂地に育ちます。
ラナイ島 :
カウナオア オレンジ
写真のレイなら見たことある方いらっしゃると思います。まるで見た目パスタのような植物で、ハワイ固有種のツル性植物です。この植物、なんと他の植物に絡みつき、寄生していくので、光合成を必要としません。そのため、パスタのように葉がほとんど退化しました。
ハワイ島 :
オヒア・レフア 赤
以前のハワイ島の記事でもご紹介しましたレフア。
ぜひ以前の記事も一緒にチェックしてみてください。
溶岩大地に根を生やし、赤い花をつける姿は、女神ペレと妹ヒイアカを象徴しています。
まとめ
上記のように島の花、アイランドカラーを知っておくと、衣装を見ただけでどの島のハワイアンソングなのか分かるようになります。
その曲がどんな意味なのか、そして衣装からフラダンサーが込める思いも想像こともできるので、一層Hulaをみるのが楽しめるはずですよ(*^-^*)
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