下記の写真の違いが分かりますか?
足元に注目してください。
ハイランジとウォーリアⅠの動作の違い
- 踵が上がっている → ハイランジ
- 踵がおりている → ウォーリアⅠ
どちらもよくレッスンで行われるポーズです。よく似たポーズでもあるので、混乱されている方も多いです。これを機に、しっかり違いを確認しましょう!
ハイランジとウォーリアⅠの効果
どちらも強い下半身づくり、引き締め、美しく整えることが期待できます。
(後ろの踵が上がっている分、ハイランジの方が苦手という方が多いようです。)
両方とも下半身強化だから「どちらでもいい」、という訳ではありません。ヨガのレッスンでは、ハイランジもウォーリアⅠも、シークエンス(連続のポーズ)の1つとなります。
どのヨガインストラクターも、前後のポーズやトレーニングの関係を考えて、シークエンスを組んでいます。ガイドされたポーズでないものにしてしまうと、組み合わせによっては身体を痛める可能性もあります。そのためインストラクターのガイドに沿って行って頂くことを推奨します。
ハイランジとウォーリアⅠを行う際の注意点
次の写真は悪い例の写真です。どこが悪いのか、考えてみてください。
正解は、足の前後の幅です。
強度を落としたい為に、軽減法として足の前後の幅を狭くしてしまう方が非常に多いです。
悪い例の前足に注目してください。
つま先よりも膝が出ています。これでは膝に過度に負担がかかってしまいます。
正しい軽減法は、前後の足の幅を広くし、浅く下に沈むことです。
そして、バランスが取り辛い方は、左右の足の幅を広くしてみましょう。安定し易くなります。
関節(膝)に過度な負担をかけてはいけません。もし、膝が痛くて病院に行ったとして、病院の先生はヨガをしている様子を知らないので、「体重を落としましょう」というアドバイスをするしかありません。
膝に優しいポーズを心がけましょう!!
まとめ
<動作の違い>
- 踵が上がっている → ハイランジ
- 踵がおりている → ウォーリアⅠ
<効果>
強い下半身づくり、引き締め、美しく整える
<行う際のポイント>
足の前後の幅は広く開き、両脚均等に体重がのるように、お腹を上に引き上げる
<行う際の注意点>
膝に過度な負担をかけない → 前後の足幅を大きく開き、つま先よりも前に膝を出さない
<正しい軽減法>
前後の足幅広く、尾骨(お尻)を真下に浅く沈む
グラグラとバランスが取り辛い場合は、左右の足幅を広めに開く
正しいポーズで、今日より明日、キレイに!元気になりましょう!
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