ハワイではタロ芋の次に主食とされるパンノキ。英名はブレッドフルーツ。ハワイ語ではウルと言います。栄養豊富なこの大きな実は、繁栄、豊かさ、成長の象徴になり、ハワイアンキルトのデザインにも好まれます。私愛用のフララニバッグも、ウルのデザインがあります。
話が少し脱線しますが、このバッグ軽量ですごくお気に入りです。ハワイ好きだけでなく、肩こりが気になる人もいいですよ。革バッグは、バッグ本体だけで重たいので、バッグで肩こり悪化してしまいます。その点このバッグは、ポリエステル100%なので、非常に軽量です。洗濯表示では洗濯×になっていますが、私は定期的に洗っています。洗えて清潔に保てるところもお気に入りのところ。洗ったことで特に製品に問題は感じていないですが、自己責任でお願い致します<(_ _)>
ウル(パンノキ)の伝説
遠い昔、ハワイ島ヒロの西側にある山深いワイアケアという場所に、真面目で働き者のウルという男と、その妻が住んでいました。彼らにはモクオラという息子がいました。モクオラは生まれつき身体が弱く、ウルたちの悩みでした。
ある年、干ばつが酷くてタロ芋も育たなく、漁にでても魚が取れない誰もが飢饉に苦しむ年がやってきました。ただでさえ身体の弱いモオクラは、日に日に衰弱していきます。
そこでウルは、自分の命と引き換えに、息子モクオラを助けようと考えます。カフナ(聖職者)から神のお告げを聞き、妻に自分が死んだら家の近くの川そばに埋めるように伝えます。そして何があっても、朝まで外を覗いてはいけないと。
お告げ通り、ウルは息をひきとり、妻はウルに言われたとおりに埋葬します。その晩、家の外では地面を突き破るような音がしますが、妻はウルの言いつけ通りに外を覗きません。翌朝外を覗くと、目の前に広がっていたのは、何種類もの木や植物です。そして美味しそうな実が実っていました。村人に行き渡るほど十分な量が実っています。その中でもひと際大きな木がありました。その木には大きな丸い実が実っており、妻はこの木はウルの身代わりと思い、その木をウルと名づけました。
モオクラはこのウルを食べたお陰で日に日に元気になり、誰もが認める立派な戦士になりました。
ハワイ島ヒロ湾に浮かぶココナッツ・アイランドは、ハワイ語でモクオラと言います。癒しの島として知られるこの島には、ウルの息子モクオラが埋葬されていると言われます。
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