前屈ができない原因の1つに、お尻の筋肉(大殿筋)やモモ裏の筋肉(ハムストリングス)が硬くなっていることも考えられます。ですが、ここでは前提として、前屈をする時の骨盤の状態を確認していきましょう。この前提が出来ていないと、いくらストレッチ、柔軟を頑張っても前屈が出来ない、ということになります。
前屈できない原因は、骨盤の傾き
以前の記事でも、骨盤を立てて坐骨で座ることの重要性を取り上げました。まだ見ていない方は、コチラをチェック!
骨盤を立てることの重要性が分かったら、以下のイラストを見比べてみましょう
Aは前屈が出来ていますね。そして注目して欲しいのは骨盤です。骨盤が立った状態です。
それに比べてBは前屈が出来ていません。そして骨盤が後傾して、腰が丸まっています。つまり、骨盤が立っていないと前屈は出来ないのです。
対策①タオルを使う
前屈をできるようにする対策は、まず骨盤を立てた状態で行うことです。坐骨で座るときにご紹介したタオルをお尻の後ろに挟みこむのが効果的です。
写真のタオルはフェイスタオルですが、骨盤の後傾具合が高い人は、バスタオルなどを使って高さを上げます。また、ヨガマットを丸めて調整することもできます。調整が難しい場合には、一度ヨガの先生に見てもらうといいでしょう。
対策②ヨガウェッジを使う
対策①のタオルの調整を自分一人でやろうと思うと、うまく出来ない方もいらっしゃると思います。そんな時は道具に頼りましょう。
ヨガウェッジです。ヨガブロックと違って、傾斜があります。これをお尻の後ろに差し込むだけ。勝手に骨盤を立てるサポートをしてくれます。このヨガウェッジを使わなくても骨盤を立てられるようになればOK。
そしてこのヨガウェッジ、ヨガのポーズのサポートにもなるので、苦手なポーズ時に使うのもいいですね。お家時間が増えた今こそ、お家でできる身体ケアをしてあげてください。
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あとがき
緊急事態宣言が解除されて、ホットヨガスタジオでもマスク着用ルールが緩和されましたね。良かったと思う一方で、やはりワクチン届くまでは、まだまだ油断は禁物です。マスク着用が辛いという方は、スポーツ用に推奨されているものを使うといいと思います。
ミズノのマスクは呼吸が楽らしいです。まだ私は使ったことはないのですが、使った方の感想はとても良かったですよ!
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