ヨガで肘が痛む方の原因・解決策

Yoga

ヨガをやって肘が痛む、という相談をよくされます。ヨガの中でも、四つん這い、プランク、アームバランスのポーズ等が該当します。多くの人の原因が、肘が過伸展していることによるものでした。過伸展が何なのか、まずご案内します。

過伸展とは?(写真解説)

過伸展は、肘を伸ばす(伸展する)際に、まっすぐな状態以上に更に過度に伸びた状態です。

以下の写真を比べてみてください。

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右側の腕を観て頂くと分かり易いかと思います。肘がまっすぐです。

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こちらの右側の腕の写真では、肘が反ってしまっています。これが過伸展している状態です。

わざと過伸展させて写真を撮ったのですが、ちょっとやっていただけでも、かなり痛かったです。普段からこの過伸展させている方々は、相当痛いかと思います。

過伸展の他に、巷では反っている肘のことから、反張肘、猿手、反り腕などという名称でも知られています。また、過伸展は、元々関節が柔らかく生まれつきによるものであったり、日常生活や運動習慣、また外傷歴等によっておこるものでもあります。

過伸展は、なぜ肘が痛む?

なぜ痛むというと、過伸展させていると、肘の関節に頼っている状態になるからです。

つまり体重が肘にかかっている、ということです。これは膝の場合にも言えることですが、結果的に多くの方が、体重が重いことだけが原因と考えやすいです。

肘の関節がまっすぐな状態、つまり適度な遊びがある状態であれば、関節にかかる負荷を筋肉等が吸収することができるので、肘に過度な負担はかかりにくいです。

その証拠に、過伸展している際には、二の腕はぷよぷよです。

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写真でこのぷよぷよ感は伝わらないと思いますので、ぜひご自身の二の腕をつまんで確かめてみてください。

過伸展の解決策

意識の問題になりますが、ヨガをする際毎回鏡をみて、肘を反り過ぎないように心がけてみましょう。

いろいろな解決策が紹介されていますが、何よりも続けることが大事です。続けられなければ意味がないと言っても過言ではありません。

初めのうちは肘を緩める感覚に、違和感を覚えるかもしれません。しかし、肘をまっすぐな状態、緩める状態をキープしてヨガをすることで、肘をサポートする周りの筋肉が発達させることができます。もっとずっとヨガLIFEを楽しめることに繋がっていきます。ぜひ今日から始めてみてください!

自分が過伸展しているのか判断して欲しい方は、レッスンの際にお気軽にお声かけくださいね(^^)/

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