ʻAuhea wale ana ʻoe ~♪(E Pili Maiより)、I like to be barefoot carefree ~♪(Strolling on the Beach at Waikikiより)この2つは両方ともハワイアンソングです。ハワイアンソングはハワイ語でしょうか?それとも英語でしょうか?
結論
ハワイアンソングは、ハワイ語、英語、両方ともあります。
ケアリイ・レイシェルのE Pili Maiは、ハワイ語です。
ナ・レオのStrolling on the Beach at Waikikiは英語です。
現在ハワイでの公用語は英語とハワイ語ですが、ハワイ語はあまり話させていないのが現状です。E Pili Maiという名曲をつくったケアリイ・レイシェルも、23歳頃までハワイ語が話せなかったそうです。
ハワイに住んでいたとしても、ハワイ大学等に行ってハワイ語を学ぶのが一般的です。
ハパ・ハオレ・ソング
1898年、ハワイがアメリカに併合されてから、フラのエンターテインメントとしての役割が大きくなりました。1900年代初期にはハワイ民謡を英語で歌う風習も生まれ、ハパ・ハオレ・ソングが生まれました。(ハパ=半分、ハオレ=白人)
ハパ・ハオレ・ソングとは、英語のハワイアンソングのことを指します。
有名なハパ・ハオレ・ソング
有名なハパ・ハオレ・ソングでは、『ブルー・ハワイ』があります。1961年にエルヴィス・プレスリーが映画『ブルー・ハワイ』の主題歌として歌った曲です。
ブルー・ハワイは、エルヴィスの曲としてあまりに有名になっていますが、実はこの曲はカバー曲です。元は1937年の映画『ワイキキの結婚』のために、レオ・ロビン作詞、ラルフ・レインジャー作曲で、映画の主演を務めたビング・クロスビーが歌っています。ビング・クロスビーの曲では、スイート・レイラニが有名ですが、このB面に入っているのがブルー・ハワイです。このスイート・レイラニ、当時ミリオンセラーとなり、ハワイアンソングの古典となりました。
定番ベストセレクション::星にスウィング~ビング・クロスビー -ジャパン・セレクション [ ビング・クロスビー ] 価格:1,729円 |
ビング・クロスビーの歌声を聴いたことない方は、上記リンクで試聴できます。5曲目がスイート・レイラニ、17曲目にブルー・ハワイが聴くことができます。
コメント